経営戦略
VISION DRIVENな経営
私たちは、単に日々の業務をこなすために集まっているのではありません。
『何のために、この仕事をしているのか』という、仕事の先にある大きな目的を全員が共有することで、私たちの仕事は、より誇り高く、より意味のあるものになります。
そのために私たちは、明確なVisionを定め、事業を展開しています。
旅に、忘れられない物語を。
地域に、色褪せない誇りを。
訪れる人と迎える人、
その双方を笑顔にする未来を創る。
『地域の編集者』
としての仕事術
私たちは、自身を『地域の編集者』と定義し、その地域ならではの魅力を感動体験へと昇華させます。
有明浜周辺施設郡の開発
日本の夕陽百選に選ばれるポテンシャルを持ちながら、活用が進んでいなかった有明浜。この希少な海岸景観の価値を再編集し、隣接する琴弾廻廊を中心にエリア全体をリブランディングしました。オーシャンビューサウナや穏やかな海面を生かしたSUP、自然環境を取り入れたグランピング・ホテルを整備し、温浴・飲食・宿泊・レジャーを一体化した統合エリアへ再構築。地域の自然価値を体験として最大化し、有明浜を「旅の目的地」へと進化させました。
松葉川温泉のリブランディング
四国でも有数の湯質をもちながら、ブランド発信や集客・採用に課題を抱えていた松葉川温泉。讃岐煉瓦は、「江戸時代から続く湯」という史実を再発見し、この物語を核にリブランディングを実施しました。歴史価値をデザイン・コピー・体験に再構成するとともに、オンライン集客と採用戦略を刷新し、組織面の課題も解消。結果として、初年度売上は引き継ぎ前の150%以上へ成長し、地域の温泉資源が本来の輝きを取り戻しました。
“合宿免許”の再定義による、
観音寺自動車学校の躍進
「合宿免許」を従来の資格取得ではなく、“2週間の滞在を通した経験の機会”として捉え直し、地域資源を生かした体験型プログラムへ再編集しました。人気観光地である父母ヶ浜へのドライブを組み込んだ複数教習のカリキュラムや、瀬戸内海でのSUP、オーシャンビューサウナなどの余暇体験を導入し、学びと地域体験が一体化した新しい滞在価値を創出。結果として、観音寺自動車学校は西日本でも有数の人気教習所へと成長しました。
『MAISON RENGA』に
込めた想い
『MAISON RENGA』というコーポレートブランド名には、
以下の4つの想いが込められています。
歴史の継承Preserving History
地域社会の信頼を長年築き上げてきた「讃岐煉瓦」の歴史への敬意を込め、“煉瓦(Renga)”の名称をブランド名に採用しました。
経営の誓いManagement Pledge
寓話『三匹の子豚』で、最も堅牢なシェルターとして描かれる「レンガの家」。その意味を持つブランド名に、「いかなる経営環境の変化にも揺るがない、強固な組織・財務基盤・事業構造を構築し、従業員とその家族の生活を守り抜く」という想いを込めています。
未来への決意Resolution for the Future
「一流ブランド」を意味する「Maison」をブランド名に採用することで、お客様や従業員たちにとって魅力的なブランドであり続けるという決意を込めました。
大義ある仕事A job with a noble cause
寓話『三人のレンガ職人』に登場する、大聖堂を創り上げることを胸に抱き働く三番目の職人。
私たちはその職人のように、大義を胸に日々の業務に励みます。
私たちの仕事は、単にお金を稼ぐためのものではありません。「旅に、忘れられない物語を。地域に、色褪せない誇りを。訪れる人と迎える人、その双方を笑顔にする未来を創る」というVisionに向かうための、尊い仕事です。
全従業員がこの大義を共有し、日々の仕事に誇りを持ち、一丸となって努力できる。そんな企業でありたいという想いを、このRengaという名称に込めています。
内部からの人材登用
私たちの基本方針は、内部から支配人(ブランドリーダー)・事業責任者を育成することです。
現場のサービスで輝きを放ち、お客様と仲間から厚い信頼を得ている優秀なスタッフが、無理なく、そして誇りを持って次のステップに進める。
「サービススタッフからブランドリーダーへ」という、明確で現実的なキャリアパスを提示し、誰もがブランドリーダーを目指せる環境を創ります。
「集客・マーケティング」「人事・採用」「財務・経理」といった専門機能を、『MAISON RENGA』本体が担当することで、ブランドリーダーの業務を「サービスと現場運営」に専門特化します。
その結果として、サービス経験豊富なスタッフの登用という、迅速な人材育成を可能とします。
細分化された
『評価・フィードバック制度』
優秀な人材が定着し、成長し続けるためには、彼らの努力と貢献が正当に認められる評価制度が不可欠です。
そこで私たちは、従業員が自身の成長を実感できる、公平・公正で、具体的な『評価・フィードバック』制度を導入しています。
「チーム貢献とリーダーシップ」という全社共通の価値観を評価軸の中心に据え、さらに「サービス」「調理」「施設管理」といった部署ごとに細分化された約20項目の具体的な評価・行動基準を設けています。
これにより、「何をすれば評価されるのか」が全従業員にとって明確になり、日々の努力が、正当な評価と自身の成長に直結します。